欧州製の化学プラント機器を販売
石油やガスから化学製品をつくる化学プラント。それは数多くの機器類によって組み立てられた装置群だといえますが、私たちのチームでは、こうした化学プラントで使われる燃焼機器・精製装置・計測機器・照明設備…といったさまざまな機器類の販売を行っています。機器メーカーは欧州と中東。イギリス、フランス、イタリア、ドイツ、ノルウェー、サウジアラビアといった国々のメーカーの機器を、日本のエンジニアリング会社向けに販売するという仕事です。

建設地は中東
これらの機器を使用する化学プラントが建設される場所は、大部分がサウジアラビア、オマーン、カタールといった中東の国々。機器類は日本を経由せず、例えばイギリスからサウジアラビアへと運ばれますから、輸入というより実態としては三国間貿易、という仕事になります。

日課は欧州各国との交信
欧州・中東の機器メーカーとは毎日、英語による頻繁なやり取りを行います。手段はEメール、あるいは電話。通信費削減ため、最近ではインターネットによる無料電話も活用しています。悩ましいのは時差。こちらがすぐに連絡を取りたいと思っても相手はまだ寝ている…。もちろんその逆もあるわけですが。


 
 

“任された”仕事
私たちのチームでは、欧州・中東のさまざまなメーカーとの取引を行っていますが、チーム員はそれぞれ自分が担当するメーカーを抱えている。つまりそのメーカーに対しては、自分が前面に立ち、自分の判断で商売を進めていくことになります。私はいま入社5年目ですが、こうした“任された”仕事の進め方は入社直後から求められる。そして自分の力で商売を決めていくことができる――そこが商社の大きな魅力だと思います。

求められる広範な知識
化学プラントは、総額でいえば何百億にも及ぶ巨大な装置。私たちが扱う機器も何億、何十億といった金額になります。それだけに、商売を進めていくうえでは、英語や貿易実務といった知識に加え、法律や財務分析など広範な知識が求められますが、これらの知識が日常の仕事をこなしていくことを通じて身に付けられる、というのもこの仕事の大きな魅力だと感じています。

お客様は何を欲しているか
海外の機器メーカーと日本のエンジニアリング会社との間に立って仕事をスムーズに進めていく。そのためには、まず何よりも「お客様は何を欲しているか」を先回り先回りして察知し、実行に移していかねばならない。「自分が何をしたいか」が優先する学生時代のようなやり方は全く通用しません。欧州や中東の人たちとの間では、当然のことながら、文化や宗教の違いも考慮に入れながら仕事を進める必要がある。そんなことを、この仕事を通じて大いに学ぶことができました。


 
 

生かすも自分、殺すも自分
当社は、陸上機械を扱う商社としては日本でいちばん大きな規模の会社。それだけに取り扱う商品も、きわめて広範囲に及びます。隣の島がどんな仕事をやっているのか、正直いってよく分からない。それはそれぞれの人が、それぞれ“一国一城の主”として、自分の仕事を任されてやっていることに他なりません。生かすも自分、殺すも自分。向上心を常に持ち続けることができれば、この会社は自分を伸ばすための素晴らしいフィールドになる、と確信します。


 
 
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藤田 雅也
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