モビリティ本部

モビリティ本部では、日本の全自動車メーカーとの取引を有し、国内外生産事業体へ鋳鍛造・機械加工・プレス・樹脂成型・溶接・塗装・組立検査等の工程に供する国内外製各種自動車生産設備及びそれらの据付・輸送のサービスも提供しております。
また、主に車載用リチウムイオン電池、全個体電池、燃料電池などの二次電池分野の設備・材料販売を通じて、低炭素社会の実現に向けた取り組みを行っています。ロボットを活用した自動化システムの提供・更新、さらには自動倉庫・AGVをはじめとする各種物流システム、WMS/WCSなどの制御システム開発、最先端技術を駆使した幅広いソリューションを提供しています。

国内外の幅広い設備を提案

  • 当社は、鋳鍛造・機械加工・プレス・樹脂成型・溶接・塗装・組立検査等の自動車製造工程に関わる川上から川下まで幅広い製造工程で使用する設備を取り扱い、お客様への最適ソリューション提案を行います。

  • インジェクションマシン
    (写真提供:UBEマシナリー株式会社)
    スタビライザー試験機

エンジニア、監理技術者の配備による工事請負体制

  • タンデムプレスライン(写真提供:株式会社エイチアンドエフ)
    高周波誘導炉(写真提供:富士電機株式会社)

時間の限られた設備据付期間で工事を完工するためには、現場における徹底した工程管理及び安全管理が必要です。当社では、社内に監理技術者を配置し、大規模工事にも対応できる体制を有する他、経験豊富なスタッフが、工事関連書類作成から工程・現場管理までお客様の業務サポートを行います。

海外自動車工場立上のためのエンジニアリング、製造設備手配、海外工事請負や海外メンテナンスサービス体制の提供

自動車プロジェクト

  • 既存の自動車のみならず、EV/HV/PHV/FCVなど環境対応自動車のあらゆる海外プロジェクトにおいて、生産ラインのエンジニアリングから製造設備手配、現地据付工事、生産ライン稼働支援までを双日海外店と一体となって対応しています。また、これらに付帯した最適な物流アレンジやEPA/FTA等の特恵関税の活用支援により、トータルなプロジェクトコストの低減を実現いたします。
    工場稼働後には補修部品の供給、現地エンジニアリング会社と協業した設備メンテナンス及び新機種導入に伴う設備改造を行うことで、海外自動車工場の長期的な生産支援体制を整えています。

車載用電池に長年の取り組み

二次電池

  • 内燃機関車から電動化へと大きく舵を切る自動車市場のトレンドとともに成長を続ける車載用二次電池市場。双日マシナリーでは、HV(ハイブリッド車)、PHV(プラグインハイ ブリッド車)、EV(電気自動車)、FCV(燃料電池自動車)用の二次電池製造装置を国内外に向けて販売しています。二次電池分野への取り組みは1980年代半ばの萌芽期から。以降、長年にわたって多くの実績を積み重ね、現在では後工程(組立工程)の設備を中心に 自動車メーカー/電池メーカーへの納入を行っています。また、二次電池のみならず、EV/HV/PHVのプラットフォームの提案も行っています。

ロボットを活用した自動化システムの提供・更新

ロボティクス・ソリューションサービス

自動車メーカー向けを中心に、各種ロボットをシステムアップした『塗装・溶接・搬送』等の自動化ライン・ソリューションを新規設備・既設機の老朽化に対し提供しています。

ワンストップでの物流システムソリューションをご提供

物流システムソリューションサービス

物流倉庫内で行われる「保管・搬送・ピッキング」といった作業の『自動化&省人化』を目的としたマテリアルハンドリング機器を販売しております。各種マテリアルハンドリング機器に対して、メーカーを問わない独自のエンジニアリングを提供し、物流倉庫内運用改善の提案、ソフト開発から設置工事、アフターサービスまで一貫した『ワンストップ』でのサービスを提供しています。