双日マシナリー

グローバルレポート

GLOBAL REPORT

  • GLOBAL REPORT 1

    産業機械本部
    産業機械部

    新倉 浩平Kohei Niikura

    2011年度入社

    入社理由と仕事内容

    アジアをはじめ世界を舞台に
    自分のアイデアで勝負したい

    前職は半導体検査機器メーカーで営業を担当していたのですが、国内外約2,000社に上るメーカーとビジネス関係を構築している幅広さと、アイディアやスキーム構築で勝負が出来る点に魅力を感じ、当社への転職を決めました。
    現在は主に、冷凍冷蔵機器に搭載されている圧縮機を、客先・仕入先と共に開発し、その後冷蔵庫を製造する客先に販売・納入するまでを担っています。また新規案件の一環として、アジアの有望な地場製造メーカーと、弊社のお客さまを繋ぎ、OEM(製造委託)のビジネス関係に発展させる業務にも携わっています。中間を取りまとめる存在として、納入調整・金利負担・在庫機能・現地サポートの活用等を織り交ぜ、客先へ最適なサポートを提供しています。

    海外でぶつかった壁・課題

    「道筋」を作ることで、
    案件を最適な方向に導く

    日本では当たり前の世間的な常識や商慣習も、ひとたび国外に出れば全く通用しません。同じアジア地域はもちろん、西洋地域ではさらに大きいな違いが生じます。仕事柄、客先や仕入先が国内・海外のメーカーである事例が多いのですが、それぞれのメーカー・国の常識の違いが原因で、案件が難航したケースも少なくありません。
    そうした際に心掛けているのが、双方の違いを汲み取りつつ、しっかりと「道筋」を作ること。こちらが道筋を作り、その理由や思いをしっかりと説明することで、案件を最適な方向へ導くことができます。その結果双方に評価・感謝されることもありますし、ときにはお叱りを受ける事もありますが、その反応が自身のやりがいや成長に繋がっています。

    壁を乗り越えて感じたこと、今後挑戦したいこと

    数年後の世界を見据え、
    アジア・アフリカの
    見識を拡大していきたい

    以前、会社で公募していた海外研修に参加しました。多種多様な人種がいる中で意見を戦わせ、最後には意見の調整を行い最適解を出すという内容でしたが、そこでの経験を経て海外駐在への思いを強くしました。日々の業務の中で、多様な価値観に揉まれつつベストな回答を導いていく。海外駐在でそんな経験ができれば、さらなる成長につながるのではと感じています。
    また、数年後には世界の収益の半分以上を担うという統計が出ているアジア・アフリカ地域でのビジネスチャンスを見出すべく、今後は「環境」を軸にさまざまな知識を吸収していきたいですね。取組業務や関心度合いをマクロ的に西へと移動させてながら、自身の見識の拡大および会社の業績アップにつなげていきたいという将来設計を抱いています。

  • GLOBAL REPORT 2

    化学・環境プラント本部
    エネルギー・化学プラント部

    佐藤 陽平Yohei Sato

    2007年度入社

    入社理由と仕事内容

    世界を股に掛けた
    商売ができる会社

    学生時代に海外留学を経験したことから、世界を相手にした仕事を希望していました。前職も海外営業でしたが、単一の設備を限られた市場に向けて販売していたため、当社が取り扱う業界や製品の多彩さ、世界各国のお客様と取引できる点に惹かれ、転職を決めました。
    エネルギー・化学プラント部では、主に石油・ガス事業者向けの設備の輸出入を担当しています。近年は、日本が世界に先駆けて輸入を開始した液化天然ガス(LNG)受入基地関連のプロジェクトが世界各国で計画されており、それに関連した日本製の設備の導入提案、契約交渉、船積までの納期管理から代金回収まで多岐にわたる業務に関わっています。海外メーカーの輸入も扱っており、転職時に希望していたように、入社してから10年の間に、海外出張は15ヶ国にもなりました。改めて、世界各国がお客様だと実感しています。

    海外でぶつかった壁・課題

    商社は人が最大の資産。
    多様な経験を積んで成長する

    数多くの国と取引をしていて感じるのは、A国で通用したことがB国ではまったく通用しないといったことが多々あることです。今ではそれは当たり前のこととして契約交渉に臨んでいますが、初めてその事態に直面した時は、契約交渉が決裂寸前にまで陥る事態となりました。しかし、先輩社員や上司、現地スタッフに相談したところ、それぞれが持つ経験やアイデアから多彩な契約形態の助言をいただき、私自身にも新たな発想、気付きが生まれました。それからは、成功事例の契約形態にこだわることなく、相手に合わせた契約形態を提案し、無事、締結することができました。この時、様々な助言を受けることができたのは、先輩や上司、現地スタッフたちが多種多様な経験をしてきているからだと思っています。そして、それこそが「商社は人が最大の資産」と言われる所以なのだと感じた経験でした。

    壁を乗り越えて感じたこと、今後挑戦したいこと

    新しい取引先と
    イチから信頼関係を築き、
    結果を出す

    私はこれまで、繊維機械、鉄道車両製造設備、石油化学プラント関連設備、肥料プラント、LNG関連設備など、様々な設備を扱ってきました。毎回、異なる業界の設備や製品を扱う面白さがあります。そしてその都度、新たな取引先と関係性を築くところからスタート。誠実で素直な対応を心がけ、取引先から信頼を得られるような関係性を構築するようにしてきました。それは、良い関係があれば良い結果につながるという信念があるからです。現在も、新たな取引先と、新たな市場に向けた大型案件の受注を目指し、協議を進めているところです。今後も取引先とのコミュニケーションを大切にして、ひとつひとつの仕事に向き合っていきたいです。

  • GLOBAL REPORT 3

    重工プラント本部
    重工プラント第一部

    山本 雄大Takehiro Yamamoto

    2007年度入社

    入社理由と仕事内容

    世界を相手に、
    スケールの大きい仕事をしたい

    世界に向けてビジネス展開をしている企業で働きたいと思い商社を中心に就職活動をしていました。当時は、製造業界にロボットの導入やオートメーション化の波が押し寄せていたことから、機械関連の将来性が高いと思い、当社を希望しました。
    私の主な仕事は、大手製鉄メーカー向けに製鉄プラントの新設または更新の際の設備の選定、輸送、据付、試運転、運転指導、アフターメンテナンスまで、一連のとりまとめです。また、海外の鉄道関連機器の輸出業務も担当しており、主に契約締結業務にも従事しています。輸出と輸入、どちらの業務にも携われる点も魅力ですが、鉄鋼・非鉄業界、鉄道業界ともに巨額が動く取引が多く、そのスケールの大きさにやりがいを感じています。

    海外でぶつかった壁・課題

    Never Give Up精神が
    自身の原動力

    製鉄プラントでは、トラブル発生時には迅速な対応が求められます。そのため、設備は国内メーカーや国内にメンテナンス拠点を持つ海外メーカーが採用される傾向にあります。そんな中、お客様の要望に最適な設備ながらも日本での採用実績のないメーカーがあり、度重なる提案をするものの、なかなかよい返事がもらえずに諦めかけたことがありました。それでも最後の挑戦と思い、そのメーカーの設備を導入している欧州の製鉄会社に、設備の良さを紹介してほしいと依頼しました。先方からすれば利益相反ともなるのですが、粘り強く交渉した結果、紹介を快諾していただき、同業他社からの紹介という後ろ盾を得たことで初めて海外メーカーの設備導入が実現しました。導入したお客様からは、設備の性能はもちろんのこと、同業他社との技術交流を図る機会にもなったと感謝の言葉をいただき、何事も決してあきらめず、「絶対にできる」と信じて行動すれば、実現できるのだと感じた経験でした。

    壁を乗り越えて感じたこと、今後挑戦したいこと

    周りの人間を巻き込み、
    新たなプロジェクトを
    推進していきたい

    営業である以上、取引規模の拡大を目指しています。過去に実績のないプロジェクトを受注し、遂行していきたいですね。とはいえ、大規模なプロジェクトは自分一人では取り組むことはできません。社内の人間はもちろんのこと、ユーザー、メーカー、物流、保険、銀行などあらゆる分野の人を巻き込むことが必要です。そして、社内外の人が一丸となって目標達成のために全力を尽くし、時にぶつかり合い、時に歩み寄り、大勢の人と信頼関係を築いていくことが、この仕事の醍醐味でもあると感じています。そうやって周りの人間を巻き込み、問題解決能力を持った商社パーソンになるべく、一つ一つのプロジェクトに真摯に取り組んでいきたいと思っています。