自動車設備本部
自動車第二部
米川 拓真
Takuma Yonekawa
2016年度入社
「海外で働く」または「海外の人と働きたい」と就職活動をしました。会社説明会で先輩社員が海外での仕事の話をしていて面白いと思ったのは当然なのですが、何より、今後、中東やアフリカ、中南米などビジネスが世界規模で広がっていく可能性を知り、世界中で働けるチャンスがあると思い、入社を決めました。
海外と仕事がしたいという希望通り、インドの取引先に自動車工場用の設備を輸出する業務を担当しています。営業活動のほか、設備の出荷業務、設備の設置に関するサポートなどを行っており、現在は5つの大きなプロジェクトを同時進行させています。入社3年目ながら、チームリーダーを任せていただいており、最近加わった方への指導など、単なるプレーヤーではない新たな業務にも挑戦しています。
商社の仕事は、取引先とメーカーの間に立ち、両者の要望をすり合わせながら最善の着地点を探していかなくてはなりません。プロジェクトを円滑に進めていくためには相手が何を必要としていて何を望んでいるのかを読み取り、私たち商社がスピーディーにリードしていかなくてはならないのです。それを深く感じたのが、インドのお客様の工場に100台近い設備を納品した時でした。初めての一人での長期海外出張。現場対応の経験が浅く、不安の中、お客様に求められていること、自分がするべきことを意識して仕事を進めていき、大変ながらも自身の成長を促してくれた経験でした。そして、日本とは環境の異なる中、2ヶ月近くかけて進めてきた仕事でしたので、取引先から信頼を得られたと実感した時の嬉しさは格別でした。
今、担当しているプロジェクトは、入社前からの既存プロジェクトですので、将来的には、自分で新規プロジェクトをつくりだしたいですね。私は、学生時代の専攻がスペイン・ラテンアメリカ学科だったため、メキシコへの留学経験があります。そういった経験を生かして、中南米との仕事に携わってみたいです。また、ビジネスパーソンとしては、商社としてお客様とメーカーの間をとりもち、自分がいればこの案件は問題なく進行していくと、誰からも思っていただけるような人材になるのが目標です。
今、私は希望通りに海外との仕事ができています。学生の方は、どんな仕事をしたいかの軸が見つかったなら、自分がどのように活躍したいかをイメージしてみるとよいかもしれません。それにより、目標の定まった就職活動ができるかと思います。一緒に海外で仕事ができるのを楽しみにしています。