はじめて任された
社内研修を
必ず成功させる

PEOPLE 7

管理本部
 人事・総務・IT部

平上 奈緒子
Naoko Hirakami

2019年入社

PROFILE
小学生の頃にマレーシアで暮らし、大学では外国語学部に所属して留学も行う。そんな経験から、「どんな人とでも信頼関係を構築し、高い付加価値を生み出すグローバルな人材になりたい」という想いを軸に就職活動を行った。そして、モノを持たないからこそ信頼関係が重要になる商社に興味を持ち、強固な世界規模のネットワークの中で、圧倒的な成長ができそうだと感じた双日マシナリーに惹かれて入社を決めた。
現在の仕事
入社してからの2年間、管理部門のリスク管理課に所属して与信審査や案件の管理に携わり、法務課で1年半、契約書作成や安全保障貿易管理に関わる仕事を経験しました。その後、人事課へ異動になり、現在は新卒および中途の採用関連業務に加え、社員教育・研修計画の業務を担当しています。採用関連では一次面接や、内定者・新入社員の方に対して懇親会などのフォローの企画・実行などを担当。教育・研修関連では、様々な年次の社員に対し、成長のために必要だと考えられる研修の企画・実行を行っています。

STORY01

「新しい」に感じるプレッシャーと期待

これまでに様々な業務に携わってきましたが、中でも印象的だったのが管理職向けに実施したハラスメント研修の事務局業務です。私にとって異動後初めての研修企画業務であり、準備、運営、最後にアンケートを取得して社長報告を行うクローズ作業まで、すべてを担当するという内容でした。東京と大阪の2箇所で開催し、課長、副部長、部長という管理職の方が50名ほども集まる、当社の中でもかなり大きな研修です。参加者の皆さんは通常業務の時間を割いて参加されますから、スムーズに進行して、なるべく多くのことを持ち帰ってもらわなければ…という想いを持ちながら、この業務に取り組みました。大人数が入る会場も押さえなくてはなりませんし、研修を実施してくださる研修会社の方とのやり取りも発生します。以前に所属していた部署では社外の方と関わる機会はあまりなく、自分としては新しい経験ができるという緊張感とワクワクが入り交じった感覚がありました。

STORY02

円滑な進行は、確かな連携から

ハラスメント研修の内容自体は、研修会社の方と一緒に詰めていきました。ただ、社員に「何を伝えたいのか」「何を意識してもらえるようにしたいのか」といったことは、会社として明確にして決めていかなければなりません。また、研修を受ける方が退屈に感じてしまっては、内容も入ってこなくなってしまいます。どのようなプログラムにするかの検討には苦労しましたが、上司や先輩、研修会社の方のサポートをお借りして丁寧に進めていきました。そして、研修の合間に劇団の方による演劇ロールプレイングを盛り込むなど、内容としてはとてもいいものができたと思います。また、その次は会場を押さえなければなりません。特に大阪は遠方だったためグループ会社に会場手配を委託したり、大阪拠点の管理の方に事前準備を依頼したりしました。そのように、他の方に協力をしていただけたことで、うまく進められたと思います。やらなければならないことが多く、難しさを感じていましたが、人とつながって仕事を進めていく大切さを深く学べた経験となりました。

STORY03

サポートをもらう中でも、
自分の考えを持つこと

その他にも、新型コロナウイルスの影響に伴う会場のレイアウト変更をしたり、当日の参加者に欠席者が出たりといったことも起きました。様々なイレギュラーな対応が出てくる中で、あらゆるケースを想定して仕事を進めていくことの重要性も感じられたと思います。まだ経験が浅くなかなか視野を広く持つことができませんでしたが、部長から「これは先に聞いておいたほうがいいよ」といったアドバイスを適宜もらえたことで、不安にならずに仕事に取り組めました。そして、その自分にない角度のアドバイスを受けたことで視点が増え、成長ができたと感じています。また、この時期は人事課で色々なイベントが重なり、全体が忙しくなっていたので、相手にお願いをする場面がたくさんあったのです。その際に意識していたのは、相談なのか質問なのかを明確にした上で、自分の考えをきちんと持って相手に伺いを立てることですね。そうすることで、相手の方の考える時間を減らし、スムーズなやりとりができるようになります。このように、ハラスメント研修のプロジェクトではたくさんのことを学べましたし、最終的には「認識をアップデートするいい機会になった」という好意的な感想も多数いただけました。私の中で、これからの糧になっていく経験になったと思います。

COLUMN
ストレスのない働き方ができる

新型コロナウイルスの影響で、当社では在宅勤務およびフレックス勤務制度が導入されました。在宅勤務では、書類作成などの作業に集中して取り組んだり、面接や面談などがある時は出社対応をしたり、業務内容によって使い分けています。リモートで距離が離れたとしても、普段から相談しやすい雰囲気があるので、まったく問題ないですね。先輩や上司に電話をかけるとしても何のためらいもありません。また、フレックス制度によってちょっとした用事を平日に済ませることができるようになりました。もちろん、業務の進行状況を見ながらですが、プライベートとのバランスが取れることで、ストレスが溜まりにくい環境になっていると思います。